天長7年(830年)に創建された「喜多院」。
830年というと平安時代前期。
歴史があるお寺や神社は、戦や天災などにより被害を受けていることが多いです。
喜多院も過去3回(1205年・1537年・1638年)焼失し、再建されています。
喜多院には「日本三大羅漢」の1つ・「五百羅漢」があります。
五百羅漢は1825年に建立されました。
喜多院と五百羅漢の歴史は約1,000年も違うんですね。
五百羅漢は538体の石仏が鎮座していて、みんなが違う表情やポーズをしています。
石仏と似ている人が頭に浮かぶと面白いんですよね。
深夜、羅漢の頭を撫でると1つだけ温かいものが必ずあり、それは亡くなった親の顔に似ている、という伝承があるそうです。
社務所には靴を脱いで上がります。
仏様:良源(角大師・慈恵大師・元三大師)
ご利益:病魔退散・病気平癒・無病息災・厄除け
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