仕事で使うでもなく、会社から補助金が出るわけでもなく、
ただただ自己啓発と自己満足のためにITパスポートを受験しました。
合格熱を冷まさないためには、「人に受験を宣言する」のがいいと読んだことがあるので、同僚に「ITパスポート試験を受験する」と言ってみましたが、一様に「なにその試験?」という反応。。。それではどんな試験か見ていきましょう。
ITパスポート試験とは
ITパスポート試験は、情報処理推進機構(IPA)が実施し、経済産業省が認定する国家試験です。
ITパスポート試験の公式サイトによると、「ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。」とあります。
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/(公式サイト)
ITパスポート試験の概要
受験資格:なし(誰でも受験可能)
受験料:7,500円
試験会場:全国47都道府県の100箇所以上の会場
実施時期:ほぼ毎日(受験可能日は試験会場によって異なる)
試験形式:CBT方式(コンピュータを使った試験)
試験時間:120分
出題数:100問
出題形式:四肢択一式(4つの選択肢から正解を1つ選ぶ)
合格基準:以下の2つの条件を両方とも満たすこと
【条件1】:全体で60%以上に正解すること
【条件2】:各分野でそれぞれ30%以上に正解すること
・ストラテジ系 :30%以上
・マネジメント系:30%以上
・テクノロジ系 :30%以上
合格率:54.4%(2022年4月〜8月)
使った教材
・【テキスト】「いちばんやさしいITパスポート 高橋京介 著」
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・【アプリ】「いちばんやさしいITパスポート」のアプリ
・【過去問題集】「ITパスポート パーフェクトラーニング過去問題集」
令和05年【上半期】 ITパスポート パーフェクトラーニング過去問題集 [ 五十嵐 聡 ] |
勉強の仕方
ITパスポート試験はほぼ毎日実施されています。他の試験は試験日が決まっているので、そこに向けて勉強できますが、ITパスポート試験は自分で試験日を決めるので「勉強してから受験の申し込みをしよう」と考えるとなかなか勉強できません。
まずは、受験の申し込みをしてしまうのが良いです。
ITパスポート試験は、一般的には1ヶ月ほど勉強すれば合格できると言われています。
なので、僕も受験しようと思い立った1ヶ月後の試験日に申し込みをしました。
使用した教材は上記の3つ。
まずはテキストを一通り読む。
覚えようとはしないで、「ITパスポートってどんなものかがわかればいい」くらいの気持ちで読みました。
このテキストは、「試験ではこう出る」とか、節目で過去問題があるので読んでるだけでなんとなく覚えることができました。
次に過去問題を解く。
過去問題集は、公開されている過去問に解説をつけているだけなので、きちんと解説が載っているものであれば何を使ってもいいと思います。
僕はたまたま書店にあったものを買いました。
過去問については、アプリを併用しました。
問題集で解いた問題を、隙間時間にアプリでまた解く。
逆にアプリで解いた問題を問題集で解く。
僕は
「過去問を制するものは、試験を制する」と信じています。
なので過去問4年分を3回ずつ解きました。
あとは、やっていてよく理解できないところは、アプリに入っている動画を観て理解を深めました。
ただ、すべてを理解する必要もないと思い、苦手だったアルゴリズム系は捨て問題としてほとんど勉強しませんでした。
試験日まで1ヶ月の余裕を持って設定しましたが、忙しくなってしまいちゃんと勉強をしたのは2週間ほど。
それでもギリギリではありますが、なんとか合格できました。
まとめ
・受験の申し込みをする
・テキストを1回読む(覚えなくても良い)
・過去問を4年分3回ずつ解く(間違えたところだけ潰していっても良い)
この方法で合格はできましたが、実際に受けた試験では、過去問で見たことがない問題が多く出題されて自信喪失していました。それでも過去問をしっかりおさえておけば合格はできるということです。
ちなみにこれが僕の結果です。
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